株価チャートでは、ローソク足のほかに、曲線であらわされたグラフが一緒に表示されています。これを『移動平均線』とよびます。『移動平均線』を使って、株価の予測やテクニカル分析などをおこなうことができます。特に中長期的なトレンドをみるには最適なものとなっています。
『移動平均線』には期間の長さに応じて、さまざまな種類があります。その中でも使われるものとしては、『5日移動平均線』(1週間)、『25日移動平均線』(1ヶ月)、『13週移動平均線』(3ヶ月)、『26週移動平均線』(半年)があります。これらは全て期間ごとの終値の平均をあらわしています。
株価チャートで長期的なトレンドを知りたいと思ったときは、13週や26週の移動平均線を使うことが一般的です。また短期的なトレンドを知りたい場合は、5日移動平均線を使うと良いでしょう。
株価チャートでは、この『移動平均線』を使った分析手法として、さまざまなものがあります。『移動平均線』を使って、毎日の株価と比べる分析方法は『グランビルの法則』や『移動平均乖離率』といったものがあります。また長期と短期の『移動平均線』をくらべる分析方法としては『ゴールデンクロス・デッドクロス』といった分析方法があります。
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